鹿児島市の名物といえば市内を走る路面電車でしょう。2012年には運航100周年を迎え、1世紀以上に渡り鹿児島市民の生活を支えています。路面電車は、「市電」、または「チンチン電車」など色々な呼び方をされますが、いわゆる道路を走る電車のことを総称して路面電車と言っています。市電と呼ばれるのは、市が運営しているから、というのが主な理由で、鹿児島でも「市電」という呼び名が一般的です。鹿児島以外にも北は札幌から、東京、富山、福井、堺、広島、長崎、熊本など、路面電車は色々な都市で人々の生活に欠かせない存在となっています。鹿児島市の市電は3系統あり、いずれも起点は鹿児島駅、終点の谷山は日本最南端の電停として知られおり、ここまでくると急にあたりの雰囲気がのどかになります。